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  テクニカル分析

移動平均線
 
移動平均線は、過去の一定期間の価格(為替の場合はNY市場の終値を使用する)の平均値をグラフ化していきます。移動平均線はトレンドを掴む上で最も基本的なテクニカル指標とみなすことができます。

移動平均は過去の計算された期間内の平均価格です。そのため、相場の流れの後追いになってしまうのですが、5日(短期線)・21日(中期線)・90日(中長期線)・200日(長期線)これらを捉えていれば、相場が一定のトレンドを示しているのか、保合いなのか、転換時なのか、判断する材料として利用することができます。
そして、よく見受けられることなのですが、移動平均線自体が相場のサポートやレジスタンスになることがあります。


見方

◆売買サイン
  [1] 移動平均線の動きを利用
    移動平均線が下向きから上向きに変わった地点が買いのポイント
移動平均線が上向きから下向きに変わった地点が売りのポイント

  [2] 移動平均線からの乖離(行き過ぎ相場の判断材料)
    21日移動平均線の3%上限・下限乖離値は、一つの行き過ぎ指標として押さえていたほうがいいように思われます。市場は本来あるべき価格から行き過ぎる事がよくあります。

  例えば、ある日のドル/円の21日移動平均線が100円の時、3%上限・下限乖離値はそれぞれ、103円と97円になります。もし、21日移動平均線が100円の時点で実勢の相場が103円か97円に近いか越えた位置にあるとすれば、このような行き過ぎた状態はいつまでも続くものではなく、いずれ修正される可能性が高いのです。

  [3] 期間の異なる移動平均線を利用
    短期移動平均線が中期移動平均線、または中長期移動平均線の下降速度が大幅に遅くなった状態、もしくはその後の横ばい状態のときに、下から上抜いた時はゴールデン・クロスとなり、買いのポイントになります。

  これとは全く逆のケース、短期移動平均線が中期、または中長期移動平均線の上昇速度が大幅に遅くなった状態、もしくはその後の横ばい状態に上から下抜いた時はデット・クロスとなり、売りのポイントになります。





  [4] グランビルの法則(中長期、長期移動平均線を利用)

    [買いのポイント]
    移動平均線が下落後、横ばいまたは上昇している局面で、為替価格が移動平均線を下から上抜いたとき
    移動平均線が上昇しているとき、移動平均線の上にある為替価格が移動平均線を下回ったとき(その後の反騰が期待できる)
    為替価格が上昇している移動平均線の上にあり、一旦下落した後、移動平均線を下回ることなく、再び上昇したとき
    為替価格が、下降している移動平均線の下にあり、さらに急落したとき(その後の反騰が期待できる)

    [売りのポイント]
    移動平均線が上昇から横ばいまたは下落に転じた局面で、為替価格が移動平均線を下抜けしたとき
    移動平均線が下降しているとき、移動平均線の下にある為替価格が移動平均線を上回ったとき(その後の反落が期待できる)
    為替価格が下落している移動平均線の下にあり、一旦上昇した後、移動平均線を上回ることなく、再び下落したとき
    為替価格が、上昇している移動平均線の上にあり、さらに急騰したとき(その後の反落が期待できる)


計算式

  移動平均 = (p1 + p2 + ・・・pt) ÷ t

t : 算出期間(一般的には、5・21・90・200日を使う)
p : 為替の場合では価格は、NY市場の終値をとるのが一般的になっています



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