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米経済データでドル地合い反発なるか?
2020/08/03(月)17:00:00

森 宗一郎 8/3(月) 日経CNBC 「朝エクスプレス」
為替電話レポート内容


・先週金曜日からの為替相場振り返り。
 コロナ感染者、米中対立など懸念材料がある中、先週末は、月末のドル買い需要の動きを発端として、主要通貨に対してドルが買い戻される展開となりました。その流れを受け、短期筋を中心としたポジション調整が加速し、ドル円は105円台後半に上昇し、ユーロも1.17台に失速、ドルインデックスも持ち直すというドル堅調が目立つ展開となりました。ただ、ポジション調整一巡後は、追随の動きは出ず、英格付け機関から米国格付けの見通し引下げがあったものの、動きは限定的でした。
 
・今週の為替相場を占う注目ポイント
 今週は、コロナ感染者数拡大時期が反映される米経済指標が目白押しです。ISM指数、APD雇用者数、そして雇用統計。欧米の景況感の差からのユーロ堅調地合いがあっただけに、この点も改めて検討したほうがいいと思います。先週の米新規失業保険申請件数も増加傾向、個人消費の落ち込みもあり、一部地区連銀総裁からはロックダウンを示唆するなど再、米経済への不透明感が依然あります。米議会での新たなコロナ対策法案への期待もありますが、今週中の合意があるかどうかも含め、米ドルの地合いは回復しづらい地合いにあると思います。
 一方、米中対立でハイテク関連が話題になっていますが、コロナ関連の影響もあって米国内回帰という面もあります。各市場の温度差がいる状態になるかと思いますので、為替市場への影響としては地政学的なリスクへの警戒が高まったリスクオフのときだとみています。

 
・その他注目通貨は?
 豪ドルです。
 今週、定例のRBA理事会が開かれます。同日に貿易収支、小売売上高も発表されます。労働市場に対する警戒感も高いなか、経済以外でも、一部州での規制強化の動き、米中関係のよる交易条件の悪化もあり、RBA自体は慎重姿勢を崩さないと思いますが、金融緩和意欲をさらに打ち出すのかどうかに注目しています。その場合は、一時的に豪ドル売りを誘く可能性はありますが、米ドルの弱さがまだ目立つ地合いであれば、対ドルで押し目を狙う良いチャンスかもしれません。
 
※ご注意
本内容は2020年8月3日(月)に日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートにて放映された原稿内容で、情報提供のみを目的としています。

本記事及び番組の内容は、放映当日の出演者(森 宗一郎)の個人的な見解であり、その情報の正確性、完全性及び信頼性については、明示されていると否とに関わらず、それらを保証するものではありません。また、今後の見通しについての結果を一切保証するものではありません。

情報・分析・予測などを使用することによる、直接または間接のいかなる種類の損失に対しても、当社および当社の役職員は、その責を負いません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いいたします。

※動画及び音声の著作権は日経CNBCに帰属するため、当サイトでのご提供はございません。ご覧になりたい方は、日経チャンネルマーケッツ「朝エクスプレス」でご視聴ください。また、当内容について、予告なく掲載を取り下げることがあります。
※無断転載・コピーを禁止します。
 




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