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リスクオフはドル買い?ドル売り?
2020/07/06(月)15:00:00

森 宗一郎 7/6(月) 日経CNBC 「朝エクスプレス」
為替電話レポート内容


・先週金曜日からの為替相場振り返り。
 先週金曜日はアメリカが独立記念日ということもあり、市場は模様眺めの状態になりました。前日の米雇用統計を受け、米経済への期待感が維持され、欧州各国のPMI数値の上方修正もあり、リスク地合いとしては良い雰囲気ではありましたが、アメリカ南部州を中心としたコロナウィルス感染者数の拡大、米中対立など懸念される材料もあり、強弱の材料がある中では、積極的な動きも出ず。ドル・円・ユーロと三すくみ状態で、もみ合い状態で方向感が出ませんでした。

・今週の為替相場を占う注目ポイント
今週は、イベント的には少ない週なので、コロナ関連を中心に、米中対立、欧州復興基金などコメント話題には注意したいと思います。コロナ感染者数の再拡大で、アメリカの一部州では再度規制の動きがでています。また、先週の雇用関連のデータでは、雇用統計は前月15日前後のデータであり、再拡大時期となって以降の数値は含まれていません。新規失業保険申請件数・継続申請件数も高水準が維持されており、最悪期との比較で反発を見ているという楽観的な地合いが維持されるのかどうか。スペインの一部州では、再度ロックダウンを実施していますし、南米でもブラジル以外で感染者が増加していますので、アメリカ話題でのドル売りになるか、それともグローバルなドル需要でもドル買いになるか。
 その点では、今週7日のFRBのドル資金供給オペレーションの予定があります。景気回復期待があり、減額傾向にあります。企業業績見通しが慎重な上、ロールオーバーする金額が減額されない場合には、緊張感を持った方がいいかもしれません。

・その他注目通貨は?
ユーロです。来週、EU首脳会議が開かれます。欧州委員会が提出した復興基金について討議されますが、今週後半に非公式会合が開かれる予定です。5月末にこの話題が出てから、ユーロは堅調に推移してきました。IMM通貨ポジションにおいてもユーロのロングが積みあがっていますので、欧州域内でのコロナ感染者数拡大ともなれば、ポジション調整的な動きには注意したいと思います。


※ご注意
本内容は2020年7月6日(月)に日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートにて放映された原稿内容で、情報提供のみを目的としています。

本記事及び番組の内容は、放映当日の出演者(森 宗一郎)の個人的な見解であり、その情報の正確性、完全性及び信頼性については、明示されていると否とに関わらず、それらを保証するものではありません。また、今後の見通しについての結果を一切保証するものではありません。

情報・分析・予測などを使用することによる、直接または間接のいかなる種類の損失に対しても、当社および当社の役職員は、その責を負いません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いいたします。

※動画及び音声の著作権は日経CNBCに帰属するため、当サイトでのご提供はございません。ご覧になりたい方は、日経チャンネルマーケッツ「朝エクスプレス」でご視聴ください。また、当内容について、予告なく掲載を取り下げることがあります。
※無断転載・コピーを禁止します。




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