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コロナ話題で方向感ないなか、欧米PMIは? (為替電話レポート)
2020/04/20(月)15:00:00

森 宗一郎 4/20(月) 日経CNBC 「朝エクスプレス」
為替電話レポート内容


・先週金曜日からの為替相場振り返り。
 米大統領および欧州当局者かあのコロナ後を見据えた発言やワクチンの話題などから、リスク地合いが回復する地合いでクロス円からのサポートもあり、ドル円108円台に上昇する場面がありました。ただ、原油価格が下落し、米金利が低水準で推移していることから、ドル買いは長続きせず107円台前半にまで失速しました。米経済指標についてはもともと弱め予想が多かったので、予想範囲内ということから好感される場面もありましたが、週末を控えてリスク地合いは好転せず、107円台でのレンジ状態となりました。

・今週の為替相場を占う注目ポイント

コロナ後をにらんだ期待感と現実のデータに左右されやすい展開になるかと思います。海外含め、ここ数ヶ月自粛モードからの反動から、コロナ後を期待する動きが出てきています。トランプ大統領の段階的な緩和シナリオも一定評価はあるようですが、各州知事任せであり、欧州のようにデータ的に緩和できる状態にあるのかどうかは、不透明です。また、自粛関連銘柄の期待感から今週の企業業績に対して期待感はありますが。現実の感染者数の推移次第では、リスクセンチメントが維持できるのかどうか。そのいみでは、今週木曜日に発表される先行センチメントである欧米PMIの数値でリスク地合いが好転するかどうかを見るまでは、コロナ関連の話題で揺れ動きながら、107/108円を中心としたレンジ状態になるかと思います。

・その他注目通貨は?
NZドル。ニュージーランドも主要国と連携して政策金利を大幅に引き下げました。その後の景況感は、アジア需要が後退したことで低下はしていますが、コロナ対策ではいち早くロックダウンを実施したことで、欧米諸国と比べて感染者数はかなり抑えられ、現状では1500名以下と日本より少ない状態です。乳製品価格がアジア需要の回復で上昇期待が出てくれば、NZ経済にとっても明るい材料になると思います。アーダーン首相の手腕も評価されていますので、ESG投資が注目されている中、政治安定度という点でも好感されるNZになるのではないでしょうか。

※ご注意
本内容は2020年4月20日に日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートにて放映された原稿内容で、情報提供のみを目的としています。

本記事及び番組の内容は、放映当日の出演者(森 宗一郎)の個人的な見解であり、その情報の正確性、完全性及び信頼性については、明示されていると否とに関わらず、それらを保証するものではありません。また、今後の見通しについての結果を一切保証するものではありません。

情報・分析・予測などを使用することによる、直接または間接のいかなる種類の損失に対しても、当社および当社の役職員は、その責を負いません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いいたします。

※動画及び音声の著作権は日経CNBCに帰属するため、当サイトでのご提供はございません。ご覧になりたい方は、日経チャンネルマーケッツ「朝エクスプレス」でご視聴ください。また、当内容について、予告なく掲載を取り下げることがあります。
※無断転載・コピーを禁止します。




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