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リスクオン相場、ドル円は直近高値109.72円を目指す展開へ
2020/01/09(木)06:00:20

【海外時間の流れ】
NY時間、ドル円は堅調に推移。序盤12月ADP雇用統計が市場予想16万人に対して、20.2万人と大幅上昇するも、トランプ大統領の会見を控え市場の反応は限定的となった。注目されたトランプ大統領会見は日本時間1:00過ぎに始まり、「イランは攻撃後に行動を抑制している」と述べ、イランへの軍事力を行使しない方針を示した。懸念されていた米・イランの直接的な武力衝突が回避されるとの見方が広まり、NYダウが一時220ドル超となり、リスクオンの流れとなりドル円も109.23円まで上昇した。終盤、バグダッドグリーンゾーン内で数発ののロケット砲が発射されたとのヘッドラインで109.00円レベルまで下落した。

【本日の主要イベント】
09:01 12月英小売連合(BRC)小売売上高調査
09:30 11月豪貿易収支
10:30 12月中国CPI
10:30 12月中国生産者物価指数(PPI)
16:00 11月独貿易収支
16:00 11月独経常収支
16:00 11月独鉱工業生産
16:30 11月スイス小売売上高
19:00 11月ユーロ圏失業率
21:00 12月メキシコCPI
22:00 クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長、講演
22:15 12月カナダ住宅着工件数
22:30 11月カナダ住宅建設許可件数
22:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
10日01:30 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演
10日03:00 米財務省、30年債入札
10日03:20 エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
10日04:00 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演

【本日のポイント】
本日は、中国12月CPI,12月PPIが発表される。市場予想はそれぞれ4.7%、-0.4%。前回10月分は、アフリカ豚コレラの感染拡大による豚肉価格の急騰のため4.5%と12年1月以来の大幅な伸びを記録したものの、コアインフレは1.4%と10月から下落している。PPIは、前月は-1.4%と軟調な需要や輸出の低迷が響いて5カ月連続で下落した。今年に入り中国は、去年の年始のクラッシュのトリガーとなった、12月CAIIXN製造業PMIがほぼ市場予想になったことや中国が1日に預金準備率を0.5%下げると発表し、さらに金融機関への安定的な資金供給が目的で、今回の措置で8000億元(約12兆4800億円)の流動性が放たれることを発表ししたことで、中国の景気下支え策を好感してか中国株式市場が堅調に推移している。直近の中国の国内景況感を見ても、本日発表の12月CPI、PPIはほぼ予想通りの結果となる可能性が高い。市場では、前日のトランプ大統領のスピーチで、イランとの武力衝突が回避され、NY株式市場が急騰。為替市場もリスクオンの流れとなっている。米とイランとの関係悪化で、イラクを支持していた中国との来週15日の第1段階合意署名の延期観測もあっただけに、アジア株式もNYの流れから堅調な推移が予想され、ドル円は直近高値(12/02)の109.72円も目指す展開となる。






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