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ドル円、上値の重い展開か?
2019/12/03(火)15:31:10

【アジア市場サマリー】
アジア時間、ドル円は底堅く推移。序盤、日経平均株価と米国10年債利回りが軟調な推移を見せる中、ドル円は仲値に向けて実需のドル買いが見られ買いが先行。その後も13:00過ぎに109.20円まで上昇し、現在は109.15円レベルの推移となっている。豪ドル円は堅調に推移。本日RBA理事会が開催され、市場予想通りに、金利・政策共に現行水準に据え置きが決定。また、声明で来年の利下げを示唆する内容ではなかったために、74.40円レベルから74.65円レベルまで急騰し、その後74.75円まで上昇した。現在は74.70円レベルの推移となっている。

【今晩のイベント】
16:00 11月トルコ消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.70%/前年比11.00%)
16:30 11月スイスCPI(予想:前月比▲0.1%)
16:45 10月仏財政収支
18:30 7-9月期南アフリカ国内総生産(GDP、予想:前期比年率0.1%/前年同期比0.4%)
18:30 11月英建設業購買担当者景気指数(PMI、予想:44.5)
19:00 10月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比横ばい/前年比▲1.9%)
20:00 7-9月期ブラジルGDP(予想:前年同期比1.0%)

4日02:30 クーレ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
4日04:10 オア・ニュージーランド準備銀行(RBNZ)総裁、議会証言
北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(ロンドン、4日まで)

【イブニングコメント】
本日は重要な経済指標の発表も予定されていないことから、前日に続き米中通商関連の要人発言やヘッドライン、また、トランプ米大統領のドル高けん制発言に注意が必要と考えられる。昨日、NY時間にロス米商務長官が「中国と合意なければ、トランプ米大統領は対中関税を引き上げるだろう」と12/15からの対中関税の実施をにおわせるなど中国をけん制したことで、リスク回避の流れとなりドル円は一時108.92円まで下落した。本日のドル円は、コンウェイ米大統領顧問が「年末までに中国と合意することは可能」「米中の『第1段階』通商合意は書面化されている」との発言などで、109円台を回復しているものの、中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報が、中国政府が「信頼できない組織のリスト」を近く公表との報道もあり、上値が重い展開が予想される。

テクニカルでは、ドル円(60分足)でトレンドの方向性を示すトレンドフォロー系指標、ボリンジャーバンドでは、センターライン(21SMA)が下落傾向にあり、実勢レートがセンターラインで跳ね返されている。さらに、相場の過熱感を示すストキャスティクス(スロー)では、%D、%Dスローが買われすぎ水準の80%ラインを超えて推移し、デットクロス(売りシグナル)を形成していることなどから、短期的にドル円は軟調な展開が予想できる。短期スパンでは108.92(12/02安値)~109.18(21SMA)レベルで推移か。

ドル円(60分足) ボリンジャーバンド ストキャスティクス(スロー)








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