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ドル円材料難でレンジ中央、米中指標が動意を誘発?
2019/05/31(金)05:19:05

【海外時間の流れ】
海外市場は円売りが先行。東京時間の流れを引き継いで短期勢が円ロングを手
仕舞う動きを優先させたため、ドル円は109.91円レベル、ユーロ円は122.25
円レベル、カナダドル円は81.50円レベルまで買い戻された。しかし、米中貿
易摩擦への不安が燻る中で高値水準を買い上げる雰囲気はなく、株価が上昇幅
を縮小する動きにあわせてドル円は109.50円台、ユーロ円は121.00円割れ、
カナダドル円は81.10円付近へ押し戻された。

一方、ユーロドルは1.1115近辺へ低下。イタリアのサルビーニ副首相(同盟)
が連立政権離脱も辞さない構えと地元メディアが伝えたことが重しとなった。
しかし、同氏は早期の総選挙を否定し政権存続を第一に考える旨の発言もした
ため、ユーロドルは下げ渋った。

【本日の主要イベント】
08:30 日 5月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
08:30 日 4月 失業率
08:30 日 4月 有効求人倍率
08:50 日 4月 鉱工業生産・速報値
10:00 中 5月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
15:30 スイス 4月 実質小売売上高
21:00 独 5月 消費者物価指数(CPI、速報値)
21:00 南ア 4月 貿易収支
21:30 加 1-3月期 四半期国内総生産(GDP)
21:30 米 4月 個人所得
21:30 米 4月 個人消費支出(PCE)
22:45 米 5月 シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米 5月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値

【本日のポイント】
ドル円は、一昨日に109.15円アラウンド、昨日に109.91円レベルと上下を
一通りこなし、現在は109.50円と足もとのレンジ中程で動意を落ち着かせて
いる。本日の中国製造業PMIや米個人消費支出を契機にして、上下どちらにレ
ンジブレイクを果たすのか着目したい。ただし、米中貿易摩擦激化への不安が燻
る中で110円回復を果たしたとしても、滞空時間は短いだろう。

中国の5月製造業PMIは、報復関税合戦の影響から市場予想は49.9と、前月
の50.1から低下が見込まれている。企業マインドの落ち込みが大きくなれば、
成長減速への不安からリスク回避が再燃し、オセアニア通貨などのクロス円を
通じて円高が進む危険がある。

また、米FOMCが金利を動かす上で着目している個人消費支出(PCE)統計で
は、物価動向を注視。低インフレ継続なら米国の年内利下げ観測がドル円を圧迫
する展開も。ただし、この時は金融緩和が株価の支援材料として機能し、円高の
勢いは限られそうだ。




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 GBP/CHF、売り優勢ながらも・・・ 2019/06/03(月)23:16:00
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 ドル円材料難でレンジ中央、米中指標が動意を誘発? 2019/05/31(金)05:19:05
 CAD/JPY、81.60円の抵抗突破がカギ 2019/05/30(木)23:52:08
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