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ドル円は110円台半ばを突破も、111円は近くて遠い?
2019/02/12(火)16:00:00

【アジア市場サマリー】
東京時間のドル円は昨日高値を更新。早朝こそ昨日の上昇の反動からか小幅に弱含んだものの、下押しも限定的で110.30円台を維持。日経平均株価が反発してはじまり上昇幅を拡大したことや米政府機関閉鎖に関する協議において原則合意に至った、との報道がなされたことでドル円は上昇すると一時110.53円まで上昇した。一旦押し戻されたものの、底堅い値動きが継続。午後の日経平均株価の上昇幅が500円を超えたことも好感されドル円は上値を伸ばすと一時110.64円まで上昇した。執筆時点では小幅に弱含んでいるものの110.50円台を維持しており底堅い値動きを続けている。

【今晩のイベント】
22:00 英 カーニー英BOE総裁、発言
02:45 米 パウエル米FRB議長、発言

【イブニングコメント】
昨日のドル円はポンドやユーロの下落による相対的なドル高や米中通商協議の進展や米政府閉鎖回避に関する思惑から東京時間からじりじりと下値を切り上げる動きが続いた。年初来高値を更新したものの、110.50円手前で失速し上値の重さが意識されたが、本日その水準もしっかりと上抜けしにわかに上値期待が高まっている状況とみる。110円台前半での上値の重さが長らく意識されていたが、上抜けしたことにより一転して110円台前半がサポートになってくる可能性があり、今晩のドル円の終値が110円半ばを維持できるかどうかに注目か。維持できなければ110円台での上値の重さが再認識される恐れもあり再び軟調な展開に戻る可能性も考えられる。一方で上昇方向であるが、明確な材料を基に上昇となったわけではないことから、目先は楽観的にはなりにくいものと考える。また今晩にパウエルFRB議長の講演が予定されていることも注意しなければならないだろう。FRBはハト派色を強めていることもあり、今晩の講演においても金融政策に対するハト派的な見解が示される可能性は否定出来ない。そうなればドル買い意欲も一旦後退しそうでドル円の下落は免れないものと予想する。テクニカル的には昨日に週足一目均衡表・雲上限の水準を突破。まだ週足はまだ確定していないが目先の抵抗水準を上抜けたことで今後の上昇に期待のできる形状になってきたと覆われる。目先の下値は抵抗となっていた週足雲上限や週足基準線が意識されるだろう。一方で上値は111円の大台まで目立ったテクニカル水準が見当たらず、まずは大台回復となるかどうかに注目だろう。
【ドル円 週足】

縦軸:105.00-112.50(2.5円間隔) 執筆時のレート:110.513円
テクニカル指標:一目均衡表





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