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ドル円は方向感欠く、週明けの流動性低下に注意
2019/02/08(金)05:34:47

【海外時間の流れ】
海外時間は、米中通商協議を巡る話題で瞬間的にリスク回避となる局面も見ら
れたが、ニュースが交錯してか明確な方向性は定まらなかった。ドル円は軟調な
株価動向を受けて109.62円レベルまで低下。その後、109.80円台へ戻したが、
協議期限となる3月1日までに米中首脳会談の実現性は低いと伝えられると、
109.60円台へ押し戻された。

しかしながら、米予算協議前進への期待感が下支えとなり再び水準を戻すなど、
強弱まちまちの材料を受けて振幅した。米民主党のペロシ下院議長は、超党派によ
る国境警備の議論で合意の可能性があると語った。

欧州通貨は荒っぽい値動きだった。欧州委員会による成長鈍化見通しを受けて、
ユーロドルは1.1324レベル、ユーロ円は124.34円レベルまで低下。その後
は、米金利低下でドルの上値が重くなったこともあり、ユーロドルは1.1360
レベル、ユーロ円は124.70円レベルまで戻してもみ合い。

ポンドも視界不良だった。イングランド銀行が今年の成長見通しを前回予想の
1.7%から1.2%へ引き下げたことが明らかになると、ポンドドルは1.2860近
辺まで下落した。しかし、その後はショートカバーが優勢となり1.29ドル半ば
へ持ち直した。

【本日のポイント】
08:30 日 12月 全世帯家計調査・消費支出
08:50 日 12月 国際収支・経常収支
08:50 日 12月 国際収支・貿易収支
09:00 日 12月 毎月勤労統計調査-現金給与総額
09:30 豪 豪準備銀行(中央銀行)、四半期金融政策報告
15:45 スイス 1月 失業率
16:00 独 12月 貿易収支
16:45 仏 12月 鉱工業生産指数
22:15 加 1月 住宅着工件数
22:30 加 1月 新規雇用者数
22:30 加 1月 失業率

【本日のポイント】
昨日のドル円は109円半ばから110円前半で方向性の見定めづらい展開だった。
米中通商協を巡り後ろ向きの話題が出た一方、米予算協議への期待感が投資家の
不安を打ち消す格好になった。この後も、米中協議、米予算、ブレグジットに
関するニュースを受けて、為替相場は振幅するだろう。

ただ、短期的な手掛かりで振幅しても中長期の方向性が見極めづらい状況に変
わりはなく、レンジブレイクしていく雰囲気は小さい。来週も、米中通商協議、
英議会への動議提出、米国の予算協議など注目されるイベントが予定されてい
るものの、恐らく中長期的な方向性は見えてこないだろう。

株式・金利動向には一応注意は必要だが、本日は調整主導の落ち着いた展開に
なりそうである。それと、今週末は本邦勢が3連休となるため月曜早朝の流動性
低下が懸念される。商いの薄い時間帯の値動きには注意したい。





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