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ドル円110円到達も上値の重さが目立つ
2019/02/05(火)16:00:00

【アジア市場サマリー】
東京時間のドル円は110円に回復しきれないものの、小じっかりとした値動き。早朝は109.80円付近まで小幅に下押ししたものの、その後はじりじりと下値を切り上げる動きが続き、9時過ぎには110.00円を回復した。ただ昨日既に110円を回復していたこともあり、大台を回復してもそこから大きく伸びることは無く、すぐに押し戻されるとその後は109.90円台で膠着状態となった。その後も幾度か110円にのせているものの、いずれも滞空時間は短く、上値の重さが意識される展開が続くと3時前には一時109.78円まで弱含んだ。なお本日行われたRBA会合では市場予想通り金融政策の据え置きが決定された。声明文にも特段新たな手がかりは見つからなかったが、市場の一部でハト派姿勢を打ち出すとの思惑があったようでRBAの通過直後は、豪ドルを売っていた向きの買い戻しが強まり79.82円まで上昇することとなった。

【今晩のイベント】
17:50 仏 1月 サービス部門PMI
17:55 独 1月 サービス部門PMI
18:00 欧 1月 サービス部門PMI
18:30 英 1月 サービス部門PMI
19:00 欧 12月 小売売上高
23:45 米 1月 サービス部門PMI
23:45 米 1月 総合PMI
00:00 米 1月 ISM非製造業景況指数

【イブニングコメント】
昨日は先週末の強い雇用統計を受けドル買いが強まった流れを引き継ぎドル円は110円台を回復。ただ終値では110円を維持できておらず、目先は上値の重い展開が継続しやすいものとみる。現に本日も110円に乗せたところではすぐに押し戻されており、執筆時点(15時現在)では109.80円台まで弱含んでいる。昨日110円を回復したことで一定の達成感も出たことと思われ、上値を伸ばすには新たなドル買い材料が必要になるものと考える。本日は、ISM製造業景況指数の発表やトランプ米大統領の一般教書演説が予定されており、これらのイベントによってドル買いが促されるかどうかがポイントとなろう。米国株も堅調な値動きを続けており、ややリスクオン姿勢も見られる中ポジティブな結果には素直に反応しそうで、結果次第ではしっかりと110円を回復してもおかしくはなさそうだ。なお、トランプ大統領の一般教書演説は現地時間夜(日本時間6日午前中)となる。欧州時間には目立った経済指標の発表が予定されておらず、NY時間のイベントを控えて様子見姿勢も強まりやすいだろう。
昨日は日足一目均衡表・転換線の水準をしっかりと上抜けした。明日、明後日には薄い雲が下降してきており現在の水準(109.80円レベル)を維持できれば雲抜けは容易に達成されるものとみる。しかし上値が大台の110円に阻まれ、今後上昇の勢いをなくした場合、日足・雲の水準に沿って上値が切り下がりやすくなると考えられるため上値は更に重くなっていくこととなりそうだ。
【ドル円 日足】

縦軸:104.00-114.00(2.0円間隔) 執筆時のレート:108.744円
テクニカル指標:一目均衡表、21日移動平均線(黄線)、55日移動平均線(緑線)





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