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108円台を示現も底堅い値動き。米株価動向に注目。
2019/01/31(木)17:30:00

【アジア市場サマリー】
東京時間のドル円は上値の重い展開。早朝こそ昨日NY時間の下落の反動から109円台に乗せる場面が見られたものの、上値は重く米利上げ観測後退を手がかりにドル売りが先行した。10時過ぎには好調な中国経済指標結果を受け上昇したものの、109円で頭を抑えられ失速。その後は特段の材料がない中で徐々に上値を切り下げることとなった。欧州勢もドル売りで参入しており、17時過ぎには108.63円と日通し安値を示現した。

【今晩のイベント】
19:00 欧 10-12月期 四半期GDP
22:30 米 10-12月期 四半期雇用コスト指数
22:30 加 11月 月次GDP
22:30 米 前週分 新規失業保険申請件数
00:00 米 11月 新築住宅販売件数

【イブニングコメント】
昨日のFOMCでは金融政策の現状維持が決定され、追加利上げは見送りとなった。それ自体は市場予想通りであったが、声明文では漸進的な利上げが正当化されるとの文言が削除され、パウエルFRB議長の会見で資産縮小を予測より早期に停止するとの姿勢を示したことで年内利上げに関する期待感が大きく後退し、ドル安が加速するとドル円は108.80円台まで弱含んだ。ただその一方でFOMCがハト派路線となったことを株式市場は好感しており、NYダウ平均株価は500ドルを超える上昇となる場面もあった。株高がドル円の下値を支えた格好となり109円を割り込んだものの底堅い値動きを続けている。そのため、今晩の米国株価も堅調な値動きになるかどうかにも注目で、株高が継続しない場合にはドル円の支えがなくなるため下値拡大に警戒が必要になるだろう。また本日は米中通商協議2日目となる。協議の結果が伝えられるのは明日の明朝(1日目の協議は日本時間31日午前6時過ぎまで続いた)になる見込みだが、それまでの間に観測報道などが出る可能性があり、注意が必要だろう。目先の上値は本日朝に押し戻された水準である109.00円が最初の目処。回復できた場合は日足一目均衡表・転換線の位置する109.30円付近まで戻せるかどうかに注目したい。一方で下値は日足基準線の位置する108.30円付近がまず意識されるだろう。その下108.00円付近は年初の暴落に対する反発後につけた安値が集まっており下値は支えられやすいとみられる。
【ドル円 日足】

縦軸:104.00-114.00(2.0円間隔) 執筆時のレート:108.744円
テクニカル指標:一目均衡表、21日移動平均線(黄線)





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