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ドル円は小幅上昇、底堅いも108.70円近辺で伸び悩むか
2019/01/11(金)06:09:55

【海外時間の流れ】
海外時間はユーロが小幅安。欧州の経済成長に対する不透明感が嫌気された。ユ
ーロドルは1.1486ドル近辺、ユーロ円は124.37円近辺までそれぞれ低下し
た。ECB議事要旨でリスクバランスは「下向きに移行しつつある」との見解が
示されたほか、発表された経済指標が域内の成長鈍化を示唆した。また、ポンド
もさえない展開。引き続きブレグジットへの懸念が重しとなり、ポンドドルは
1.2729付近まで下げた。ただ、ポンド円はドル円が108.49円レベルまで上
昇したことを支えに138.30円付近まで持ち直した。ドル円については株価が
底堅く推移したほか、米長期金利が上昇したことが要因になった。

【本日の主要イベント】
06:45 NZ 11月 住宅建設許可件数
08:30 日 11月 全世帯家計調査・消費支出
08:50 日 11月 国際収支・経常収支
08:50 日 11月 国際収支・貿易収支
09:30 豪 11月 小売売上高
14:00 日 12月 景気ウオッチャー調査
18:30 英 11月 商品貿易収支
18:30 英 11月 貿易収支
18:30 英 11月 鉱工業生産指数
18:30 英 11月 製造業生産指数
18:30 英 11月 月次国内総生産(GDP)
22:30 米 12月 消費者物価指数(CPI)

〇米政府機関の一部閉鎖により、指標発表の日時は流動的となっています。

【本日のポイント】
パウエル米FRB議長は、安定的な物価指標を踏まえFRBは金融政策に忍耐強
くなれるとの認識を示した。直近のハト派な内容が繰り返されたが、ある程度想
像できたため為替市場は発言に対し改めて反応する様子は見られなかった。

ただ、米利上げスピードの減速期待で株式市場が持ち直し始めており、投資家の
リスク回避姿勢は後退している。この点では円買い興味は薄らいでいると言え
る。株高を背景としたリスク回避の巻き戻しから、ドル円が下げたところでは買い
拾われるだろう。

もっとも、実体経済の回復が確認できるようになるまでは投資家も慎重姿勢を
崩せず、ドル円も伸びはそれほど期待できそうにない。目先、3日の急落後の
切り返しでつけた109.10円レベルが意識される水準であるが、新たな買い材料が
少ない中で、108.70円付近では戻り売りが被さってくる可能性はある。
同水準には、期間21日のボリンジャーバンドの-1σが推移している。




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