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109円台回復しての定着は難しいか。
2019/01/08(火)16:00:00

【アジア市場サマリー】
東京時間のドル円は、108.60円を挟んで上下各10数銭程度での方向感のない値動きが続いた。早朝から日本株式市場開場前まではNY時間終わりの水準からじりじりと上値を切り下げる展開となった。しかし日本株式市場開場後は200円近い高寄りとなったことを背景にドル円は下げ渋り。仲値に向けたドル買いも出たようで仲値公示付近で108.76円まで上昇した。その後は買圧力が後退し一時108.51円付近まで弱含んだものの、午後からは再び上昇に転じ、一時108.98円まで上値を伸ばした。大台で上値を抑えられたことで一旦失速しているものの、108.70円台での値動きを保っており、欧州時間から109円を目指す展開も予想される。

【今晩のイベント】
16:00 独 11月 鉱工業生産
19:00 欧 12月 経済信頼感

【イブニングコメント】
昨日は108.00円に接近する場面も見られたものの、大台割れを回避し欧州時間は底堅い値動きが継続。昨日から始まった米中貿易協議への期待感が米国株の追い風となると米国株高を背景としたドル高も進行し108円台後半まで値を戻した。本日は日経平均株価の上昇に伴い、リスク回避ムードが緩まるとドル円は底堅い動きを続け、午後には一時108.98円と大台である109円台回復目前まで上昇している。ただ米中通商協議に関しては、先行き不透明である状況は相変わらずで、協議がまとまる保証もなくリスクセンチメントを悪化させる話題には今後も警戒が必要だろう。足許では過度のリスクオフムードが後退しているように感じるが、ネガティブな話題一つでこのムードが一変する可能性もあり、米中通商協議の進展については目が離せないだろう。本日は米貿易収支の公表が予定されていたが、昨年から続く米政府機関閉鎖に伴い延期されることとなっている。欧州時間からの注目は109円台を回復できるかどうかにありそうだが、手がかりとなる材料が少なく回復したとしても定着には至らない者と予想する。
テクニカル的にドル円は日足一目均衡表・転換線の水準を回復。本日の終値で同水準を維持できれば目先の下値目処となるものと予想する。一方で終値が転換線を割り込む場合は今月4日の安値や日足ボリンジャーバンド-2σの位置する水準である107.30-50円付近が次の目処となる。一方で上値は本日頭を抑えられた水準である大台の109.00円がまず抵抗となるだろう。同水準を超えた場合には日足一目均衡表・基準線の位置する109.50円付近が次の上値目処となる。
【ドル円 日足】

縦軸:10105.0-115.00(0.7円間隔) 執筆時のレート:108.873円
テクニカル指標:一目均衡表、ボリンジャーバンド±2σ





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