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リスク回避根強い、中国株次第で108.40円までの下げも
2019/01/03(木)05:48:28

【海外時間の流れ】
海外時間は円高優勢。世界の成長鈍化に対する不安がリスク回避の円高を
後押し。ドル円は108.70円前後と半年ぶりの水準まで下げ幅を拡大した。
その後、突っ込み気味に下値を売られた反動や、売り先行だった米株の下げ
幅縮小に呼応して109.40円台まで切り返す場面はあったが、株価がその後
再びさえない展開となると頭は抑えられた。

一方、クロス円は終日さえない展開に。前半は円高、後半は主要通貨が対ドルで
下げたことが影響した。ユーロ円は123.70円台、ポンド円は137.40円台、
豪ドル円は76.00円台までそれぞれ下落した。

かたやドルストレートは、前半こそ底堅く推移したが後半に失速。ユーロドルは
1.1495レベルまで上昇後に1.1326レベルまで下げたほか、ポンドドルは
1.2771レベルから1.2584レベルへ上値を切り下げた。


【本日の主要イベント】

17:30 スイス 12月 SVME購買部協会景気指数
18:00 欧 11月 マネーサプライM3
18:30 英 12月 建設業購買担当者景気指数(PMI)
21:00 米 MBA住宅ローン申請指数
21:30 米 12月 チャレンジャー人員削減数
22:15 米 12月 ADP雇用統計
22:30 米 新規失業保険申請件数
翌0:00 米 12月 ISM製造業景況指数
翌0:00 米 11月 建設支出

【本日のポイント】
ドル円は109円前半で上値の重い展開。米中貿易摩擦の緩和期待はあるものの、
世界的な成長鈍化観測を大きく後退させるには至っていない。また、米政治の
混乱、英国のEU離脱問題など金融市場を揺さぶる話題はまだ多く残っており、
投資家はリスクに対して楽観的になり切れていない。

足もと株安・円高が続いたことで値ごろ感からの反動も想像できるが、本流はリ
スク回避と考えられ資金の逃避先として選ばれやすい円の上昇圧力は消えづ
らい。本日も株価動向を睨みながらの神経質な取引になるだろう。

特に、上海総合株価指数が昨年の10月安値(2449.197p)に迫っており警
戒したい。この水準を割り込むとさらに下落幅が広がりそうなため、リスクオ
フ地合が強まる危険はある。この場合、ドル円は昨年のレンジ(安値104.56円
-3月26日、高値114.55円-10月4日)の38.2%水準となる108.37円
付近を試すことになるか。

一方、上方向は昨日に下落スピードを加速させる直前の水準となった109.50円を
超えてくれば、短期勢の買い戻しが誘発され109円後半までの反発は期待でき
そう。とはいえ、リスク選好の流れが広がりづらい中であくまでも調整の域に留
まるだろう。




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