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ドル円は113円にどこまで迫れるか注視
2018/07/13(金)06:07:20

【海外時間の流れ】
12日の海外時間の為替市場は円安が進展。株価反発が貿易戦争拡大への懸念を抑え込んだことが、投資家を安堵させた。ドル円は112.62円付近まで1月以来の高値を塗りかえた。クロス円では、ユーロ円が131.40円台、ポンド円が148.80円台まで上伸したほか、資源国通貨でもある豪ドル円は83.40円前後、NZドル円は76.27円前後へ水準を上げた。

一方、ドルは伸び悩んだ。米国のインフレ上昇が限定されたことが要因。ユーロドルは1.1650近辺まで下押し後に、前日終値付近(1.1675)へ戻した。6月の米消費者物価指数は、前月比で0.1%増と5月の0.2%から伸びが鈍化した。また、ポンドドルも1.3200前後で小動き。英政府が公表した離脱白書(離脱後のEUとの関係を巡る白書)の中で、英国は同国銀行がEU市場への容易なアクセスを要求しない姿勢を明らかにしたが、すでに同様のニュースが伝わっていたため、市場の反応は鈍かった。

【本日の主要イベント】
中国 6月 貿易収支
米 FRB半期金融政策報告
09:00 シンガポール 4-6月期 国内総生産(GDP、速報値)
13:30 日 5月 鉱工業生産・確報値
16:15 スイス 6月 生産者輸入価格
19:45 米 JPモルガン・チェース第2四半期決算  
21:00 米 ウェルズ・ファーゴ第2四半期決算  
21:00 米 シティ・グループ第2四半期決算
21:30 米 6月 輸入物価指数
23:00 米 7月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値

【本日のポイント】
ドル円は、貿易戦争の勝者は米国との見方や、本邦事業法人による海外企業の買収に伴う円売り期待など複合要因から112.60円台まで上昇幅を広げた。底堅い株価動向を受けて、ドル円は113円回復にどこまで迫れるかが注目される。本日は米大手銀行の企業決算が発表される。

ただ、米中貿易戦争の激化で新興国懸念や成長見通しへの不透明さが増しているほか、米長期金利が2.8%台にとどまる中でのこの上昇はやはり理解に苦しむ。昨日の上昇幅が一昨日の半分程度にとどまるなど、短期的には買い疲れムードがそろそろ漂い始めてもおかしくない。

下押ししたところはすかさず買い拾われる動きを眺めると、無駄に売り向かうのは危険と考えるが、さりとて高値を買い進む状況にもないだろう。ドル円の上値メドは心理的節目の113.00円となる一方、下方向は112.30円付近では押し目買いが入りそうな雰囲気である。




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 NZドル円は反発の限界が見えてきたか。 2018/07/17(火)00:18:00
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