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FOMC後の事実売りに要注意!?
2018/06/13(水)17:15:00

【アジア市場サマリー】
東京時間のドル円は堅調な推移が続いた。朝方からドル買いが先行し、本邦勢からM&A絡みの買いが観測された、との報道があったものの、その他には材料らしい材料の無い中でドル円は下値を切り上げる動きが継続。節目の110.50円を上抜けると13時過ぎには110.68円まで上値を拡大した。ただその後は買い上げる動きが追随せず利益確定売りなどに押され小幅に下押しをすることとなった。欧州勢参入後も大きな動意はなく、110.60円近辺で方向感のない推移が続いている。

【今晩のイベント】
17:30 英 5月 消費者物価指数
17:30 英 5月 小売物価指数
17:30 英 5月 卸売物価指数
18:00 欧 4月 鉱工業生産 前月比
21:30 米 5月 卸売物価指数
03:00 米 FOMC終了後政策金利発表
03:30 米 パウエル米FRB議長、定例記者会見

【イブニングコメント】
本日の注目はFOMCとなる。今回の会合では利上げが確実視されており、今後の利上げペース加速が示唆されるかどうかが重要でドットチャートやパウエルFRB議長の記者会見が焦点となるだろう。また昨日にはパウエル議長がFOMC後の記者会見を毎回行うことを検討しているとの報道があり、こちらの発表の有無に関しても注目したい。現状では記者会見が行われる会合で政策変更が行われるとの見方が主流となっており、記者会見が毎回行われるようになればより積極的に政策変更が行われる可能性がある。そうなれば市場での利上げペース加速への思惑が高まる可能性もあると思われドル買い要因となろう。
FOMCまでは期待感もあるため底堅い推移ながらも身動きの取りにくい相場展開が予想される。FOMCでは一旦ドル高に振れそうだがその継続性には疑問が残る。米長期金利の伸び悩みや金利高に対する株価の下落などがあれば、ドルの上値が限定的になることも考えられる。また直近の過去2回の利上げが決定されたFOMC後にはドル安が進行していることもあり、今回も事実で売る動きには要注意だろう。
目先の上値は110.50円をしっかりと抜けたことで心理的節目の111.00円がまず意識される。それを超えると目立ったテクニカル水準がボリンジャーバンド+2σの位置する111.23円のみとなるため注目されそうだ。一方で下値は昨日終値でしっかりと上抜けた200日移動平均線110.17円がサポートとなるだろう。下抜けたとしても110.00円割れの水準には21日移動平均線を始めサポートとなるテクニカル水準が密集しており底堅い展開になるものと思われる。
【ドル円 日足】

縦軸:104.00-114.00(1.5円間隔) 執筆時のレート:110.623円
テクニカル指標:一目均衡表、移動平均線(21、200)、ボリンジャーバンド+2σ





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