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EUR/CHF、1.20へ回復に向け1.19の壁を突破できるか注視
2018/04/17(火)00:50:00

※ご注意:文中のストラテジーはあくまでも個人的な見解で取引を推奨するものではありません。
EUR/CHFは1.18半ばから後半と2015年以来の高値水準(EUR高・CHF安)で底堅く推移している。欧州の金融政策が刺激策縮小に向かっているのに対し、スイスは緩和的な金融政策を維持しており、両地域の金融政策の温度がEUR/CHF相場を押し上げる一因になっている。今年に入って、世界的な株価の不安定さからEUR/CHFは下向きの流れが先行していたが、株式市場の下げが一服するのにあわせて再び金融政策の違いに着目した流れが戻ってきている感じだ。

当然ことながら、投資家の視線はスイスフラン・ショック※によって破られた1.20を回復でいるかどうかに向かいつつある。1.20に近づけば戻り売りが相当出そうなほか、米国の通商問題の行方が見通しづらいこともあって、すんなりと同レベルを突破できるかどうか確信は持ちづらいが、少なくともこの心理的・テクニカル的節目が意識される水準へ戻して来たことは間違いないだろう。1.20回復の攻防を見据える上で、手前の心理的節目である1.19を上回ることが出来れば、上向きの勢いが増しそうな雰囲気はある。
【週足】


テクニカル指標;線形回帰トレンド(出所;UHチャート)

※スイスフラン・ショック
スイス国立銀行(中央銀行)は2011年9月にユーロに対して1ユーロ=1.2スイスフラン設定すると発表するなど非常手段に出ていましたが、2015年1月15日に突然その方針撤廃を発表。これによって、スイスフランが大暴騰したことで、市場の流動性が蒸発したような状態となったことを指す。




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